強くなる卓球の練習方法 - 動画 戦術
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多球練習の方法 球出しのコツ

まず第一に多球練習は非常に厳しい練習です。人間ですから疲れたときはどうしても手を抜いてしまいます。

こういうときはノッカーは声をかけてあげなければなりません。だからといって、怒るわけではありません。 相手の性格に合わせて声をかけることが重要です。例えばライバルといわれている選手がいるなら、
・○○はもっと厳しい練習をしてるぞ!
・これが返せれば、○○に勝てるぞ!  という具合ですね。
この一言だけで動きが変わってきます。

私が引退してコーチをしていたときは良く使っていましたが、高校生に対しては非常に効果的でした。
但し、本当にやる気のない人には話し合いの場を設けた方がいいでしょう。 特に中学生、高校生に対しては、決して辞めさせたりすることがないようにして欲しいと思います。この年代は多感期ですので、コーチや監督の方などは頭ごなしに怒るのではなく、話を聞いてあげる事も重要です。

その他には、罰を与える方法もあります。 罰というよりはペナルティとして、ルールを決めてやることが重要です。
○○球打って、特定の位置に返せなかったら、1球につき腕立て×10回とかです。 これの良い所はチーム状態も把握できることです。

チームが一つの目標に向かって一丸となっているときは、 多球練習の目標をクリアしていても、全員がこのペナルティをやるチームは強くなります。

話が少しそれましたが多球練習の「声かけ」には、 もう一つの効果があります。
プレイヤーが良いボールを返球したときや良い動きをしたときなど、 それを褒めることです。

例えば、理想のフォームで打てたときは、
・今の打ち方はいいぞ!
・今のボールが打てれば次の試合は勝てるぞ!
など何でもいいです。とにかく褒めることです。

プレイヤーは褒めてもらえると、嬉しくなります。 そして、その感覚を忘れないようにボールを打つようになります。
それは必然として身につくようになります。 褒める掛け声、これも非常に重要です。

褒めて伸ばすといいますが、卓球をやっている人には非常に向いている 指導法のような気がします。
というのも、褒めると図に乗るタイプとより頑張るタイプがいますが、 卓球をしている人には後者が多いような気がします。 (あくまで経験談とはなりますが・・・まじめな人が多いのでしょうか???)

声かけは意外と侮れません。モチベーションに関わる部分ですからね。 強くなる選手はモチベーションが高いです。 その気にさせてくれる「声かけ」って凄く重要です。

回転のない死んだボールではなく、生きたボールとは”回転のあるボール”を出せるということです。 (細かくいうと他にもありますが、まずは回転を意識してください。)

いくらピッチが早くても死んだボールで多球練習をしたら意味がありません。では、どうやれば”生きた”回転のあるボールが打てるかというと、 それは手首(リスト)と腕の使い方にあります。
下回転のボールにしろ上回転のボールにしろ、
・インパクトの瞬間に手首にギュッと力をいれる
・腕に余分な力をいれずにボールを打つ
この2つを守れば回転のあるボール、早いボールの両方が打てます。

回転のあるボールが打てるようになれば、 横回転やナックルを織り交ぜて球出しをして下さい。
球出しをするほうも凄く練習になります。 コースを狙うことも忘れないようにしてください。

選手はインパクトの瞬間をしっかりとみて、回転量を判断して打つようにしましょう。これが”生きた”多球練習です。

試合で同じ回転量のボールが連続することはありません。より実践に近くなると思います。 また、1球ごとに台にバウンドさせて多球練習をする人もいますが、ダイレクトで打つようになりましょう。テンポが全然違いますから。
ダイレクトで打つことは最初は難しいかもしれませんが、練習すれば出来るようになります。

但し、カットマン相手の多球練習は1球ごとに台にバウンドさせて、強いボールを打つほうが良いと思います。

大抵の方は相手の動きをみて球出しをしていると思いますが、稀に自分のペースで球出しをする人を見かけます。

実はこれも前述の”生きたボール”に関係しています。自分が打ったボールに対してありえないタイミングで返球されたらプレイヤーはとまどいますし、試合ではありえません。
これらの行為はプレイヤーにとっては全く練習にならないばかりか、最悪はフォームを崩してしまう原因にもなります。

但し、相手が怠けているときはわざと早くするのも良いと思います。そのためには相手がどれぐらいのスピードで動けるかを知ることも重要です。
また、フォームが既に固まっている選手にフットワーク練習をさせる場合は、ピッチを上げても良いと思います。

相手の動きをみて打つコツは、相手が打ったボールを実際に返球するタイミングで出すことです。そして、限界までピッチを上げるようにして下さい。
球出しをするときにボールを目でみて掴む余裕はないので、自分がつかみやすい位置にボールを置くのを忘れずに。

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